全豪オープンテニスのチケットは、公式サイトにリンクしている予約・販売代理店の「チケテック(TICKETEK)」を通して買うのが一般的ですが、それ以外にもいくつか方法がありますのでご紹介します。
チケット選びのヒント
チケットの販売開始時期は、前年の10月。
チケットは、コートの種類や大会の前半・後半で値段が変わり、センターコートは値段が徐々に上がっていきます。
チケットの種類がたくさんあるので、どれをとればいいか分かりづらいですが、ざっくり説明すると以下の通りです。
グランドパス
いわゆる「入場券」で、ロッドレイバーアリーナとマーガレットコートアリーナ以外の全てのコートを観戦できます。
野外コートは大会の序盤〜中盤にかけてたくさんの試合が行われるので、1〜2回戦の観戦だったらこのチケットでもいいかもしれません。
価格は、$29~54(※2015年)
ロッドレイバーアリーナ(センターコート)
メインの試合が行われる全席指定のコートです。
開催11日目までは、デイセッションとナイトセッションに分かれています。チケットも別々です。
デイセッションは11:00から3試合。ナイトセッションは19:30から2試合が組まれます。
トップシード選手はほぼこのコートで試合があります。オーストラリア選手のナイトセッションが組まれることも有り。
野外コートも入場可です。(グランドパスも兼ねています)
価格は、$75~390(※2015年)
マーガレットコートアリーナ
こちらも全席指定のコートです。
野外コートも入場可です。(グランドパスも兼ねています)
価格は、$60均一(※2015年)
ハイセンスアリーナ
2015年からグランドパスで入場できるようになりました。
どのチケットをとる?
わざわざ日本から観戦に旅行にいくんだったら、アリーナの指定席は確保しておきたいところ。
指定席はロッドレイバーアリーナとマーガレットコートアリーナがあり、どちらをとるか悩みます。どの選手がどちらに出るかは購入時にはわかりません><
シード権、対戦相手、人気など色々な要素がからんで、発表されるのは試合前日だそうです。
メジャーな選手が観たい場合は、ロッドレイバーアリーナの方でよさそうですが、トップシード選手や人気選手は、ナイトセッションで組まれることもあるので、いろいろと賭けですね…。
デイセッションとナイトセッションは、試合数の差もありますが、ナイトセッションだと試合が長引くと帰りがかなり遅くなってしまうため、旅行者にはデイセッションが無理なくていいかなと思います。
日本で購入する方法
日本にいる時に買う方法としておすすめなのは、以下の3つ。
- Ticketek(チケテック)のウェブサイトから購入
- 日本の旅行会社を通じて購入
- Viagogo(ビアゴーゴー)のウェブサイトから購入
Ticketek(チケテック)のウェブサイトから購入
全豪オープンのオフィシャルウェブサイト(www.ausopen.com)から買おうとすると、自動的にチケテックを経由することになります。
公式サイトなので、正規の値段で手数料もかからず、一番安く入手できます。ただ、開催が近づくにつれて売り切れが多くなります。
人気の席は販売開始後すぐに買わないと、入手が難しいのでは。
また、座席の空き具合はわかりますが、細かい席の指定ができません。空いている席で一番いい席が選ばれることになります(Best Available)。
さらに英語のウェブサイト上で手続きしなければならないので、初めての場合は結構、難易度高いかも。
サイトへ登録と、購入にはクレジットカードが必要です。
日本の旅行会社を通じて購入
日本の旅行会社がやっている「全豪オープンテニス観戦ツアー」に申し込むのが、もっとも簡単なチケット入手方法。
ツアー代金にチケット手配料も含まれているので、少し割高になるのと、席の指定ができないのが難点です。
特にLOWER席の指定は、別料金となる場合が多いようです。詳しくは各観戦ツアーの情報をご覧ください。
チケットの追加や希望の席の確保などを、旅行会社にやってもらえるので、一番手間はかかりません。
viagogo(ビアゴーゴー)のウェブサイトから購入
ビアゴーゴーは、チケット販売サイトではなく、チケット代行販売サイトです。チケットマーケットプレイスとも呼ばれます。
正規の値段よりも高く、さらに手数料もかかるのですが、公式サイトで売り切れているものが直前でも手に入るので、最終手段として使えます。
また、すでに購入されているチケットなので、座席番号がわかるのもメリットです。
価格は売り手がつけるため、実は、正規の価格より低くなることもあります。(すごく稀です)
オークションとは異なり、最初につけられた価格から上がることはなく、また万が一チケットが届かないなどの場合に、代替チケットか全額返金されるという『保障がある』というのが利点です。
※今回私たちの旅行では、観戦チケットは全てこのビアゴーゴーで購入しました。特に問題なく使えたのですが、ネットにはビアゴーゴーの安全性を問題視する記事も見かけたので、ご利用は自己責任でお願いいたしますm(_ _)m
現地で購入する方法
オーストラリアで購入する場合は、上記のインターネット上で買う方法に加えて、現地のチケット売り場で直接買うという方法もあります。
頼めば会場マップを見せてくれるので、席の確認をしながら購入できます。
当日券は前売り券に比べて$5くらい高いので、できれば前日までに購入しておくのがおすすめです。
全豪オープン会場入り口だけでなく、フリンダースストリート駅前にあるフェデレーションスクエア(Federation Square)にもチケット売り場があります。