【全豪オープン】会場までの交通手段は無料トラムが便利


全豪オープンテニスの会場である「メルボルンパーク」は、シティの南東にあります。

地図で見ると、このあたり。
メルボルンパークの場所

会場までの交通手段は、徒歩、トラム、タクシーなどありますが、一番おすすめなのはトラムを利用することです。

大会開催期間中は、会場まで70番のトラムが無料で運行しています。

・・・・・・・・。

という説明を、ガイドブックで見ていたのですが、実際に行くと「トラムってどこから乗るの?」「どうやって乗るの?」「どこで降りるの?」と疑問だらけ。

なので、初めて行く方にもわかりやすいように、もう少し詳しく書いてみようと思います。

そもそもトラムって何?

トラム(Tram/Tramway)というのは、「路面電車」や「市街電車」の意味です。道路をはしる電車のことです。

メルボルンのトラムはこんな外観をしています。
メルボルン トラム

道路では、普通に車の隣りを走っています。(一番左がトラム、車の後ろにいるのはバスです)
メルボルン トラム

トラムの乗車が無料になる区間がある

フリートラムゾーンは運賃がタダ!

まず最初に気をつけたいのは、「フリートラムゾーン」の存在。

「メルボルン中心部とドックランズ内」のトラムの乗車は無料になっていて、この区間内であれば、どこから乗ってもどこで降りても何回乗っても無料なんです。

フリートラムゾーン(メルボルン中心部とドックランズ内)というのは、以下のエリア。(画像クリックで拡大します)
フリートラムゾーン

http://ptv.vic.gov.au/1-january-2015-fare-changes/ より引用

フリートラムゾーン内のトラムの停留所には、「FREE TRAM ZONE」の表記があるので、こちらを目印にするとわかりやすいです。(写真だとちょっと暗くてわかりづらいですが)
フリートラムゾーン

全豪オープン開催期間中の70番トラムは運賃がタダ!

さらに、全豪オープン開催期間中は、会場までいく路線である70番のトラムの乗車も無料です。

70番のトラムは、以下の赤線で書いた路線を走っています。
70番トラム路線

ほぼフリートラムゾーンとかぶっていますが、1部有料区間も含んでいるのでお得!これに乗れば、1本で会場までいけるので便利です。

全豪オープン観戦目的の旅行であれば、無料区間内の移動で事足りるので、交通系ICカード(myki)をわざわざ買わなくてもOK!

(電車やバス、フリートラムゾーン外のトラムを利用する場合は必要です)

実際に乗って降りるまでの行程と様子

初めてトラムに乗った時の様子などを、写真でご紹介。

まず、サザンクロス駅近く、70番が停まる停留所「メルボルンコンベンションセンター」に、徒歩で向かいました。
メルボルンコンベンションセンター停留所

「Free Tennis shuttle departs here」と書かれた横断幕を見つけたときは、これだけでちょっとテンションが上がりましたね~。
トラム停留所

停留所にはボランティアスタッフ(?)と思しき女性がいて、どこに行くのか尋ねてくれましたが、英語が話せないので会話ができません。。。orz(聞かれていることは何となくわかる)

路線図があったので見てみましたが、複雑すぎて見方がわかりません。。。そもそも現在地はどこなんだ。
トラム路線図

そうこうしているうちに、トラムが到着。

このトラムで合っているのか不安でしたが、スタッフの人が「tennis! tennis!」と声を上げてくれました。わ、わかりやすい。

初めて乗ったときは、本当に無料なのか不安でした。このいかにもICカードをタッチする機械とかあるし。
トラム内

でも、周りの人を見ていると特に運賃を払っている様子もなかったし、大丈夫そうでした。

乗ってから約20分後に「ロッドレイバーアリーナ/メルボルンパーク」に到着。乗客のほとんどがぞろぞろと降車したので、私たちもそれに続きました。
トラムを降りる乗客

すぐに会場の入り口に到着!
オーストラリアンオープン会場入口

ちなみに、「ロッドレイバーアリーナ/メルボルンパーク」の次の停留所は、「ハイセンスアリーナ/メルボルンパーク」です。ハイセンスアリーナ側へ行くときはこちらまで乗りましょう。